中国では2018年8月に初めてアフリカ豚コレラが発生し、それ以降、同国内における発生地域は拡大するとともに、近隣国のモンゴル、ベトナム、カンボジア及び北朝鮮等においても本病の発生が確認されています。
また、中国から日本国内に持ち込まれた豚肉製品から、感染力を持つ生きたアフリカ豚コレラウイルスが検出されるなど、国内での本病の発生リスクは高い状況です。
豚及びいのしし飼養者の皆様は飼養衛生管理基準を遵守し、特にリサイクル飼料を給与する場合は、加熱処理が適正に行われたものを用いるようにしてください。
【農場における侵入防止対策のポイント】
① 人・物・車両によるウイルスの持込み防止 ・衛生管理区域、豚舎への出入りの際の洗浄・消毒の徹底 ・衛生管理区域専用の衣服、靴の設置と使用の徹底 ・人・物の出入りの記録 ・飼料に肉を含み、又は含む可能性があるときは、あらかじめ摂氏70度、30分間以上又は摂氏80度、3分間以上の加熱処理を徹底 ② 野生動物対策 |
詳細な情報については、以下を御参照ください。
農林水産省HPリンク
http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/asf.html